2021/01/26 10:03

こんにちは。焙煎師のまこです。

今日はメーヴェコーヒーロースターズの店内の展示についてのご案内です。

17世紀半ばから18世紀にかけてイギリスで流行した、社交の場の機能も兼ね揃えた喫茶店である”コーヒーハウス"
そんなお店を目指すメーヴェコーヒーロースターズはコーヒーだけでなく様々な分野で知的好奇心を満たす場を目指しています。
その一環として、オープン当初から店内の壁使って様々なアーティストのアート作品を展示しています。

オープン前から展示をしたかった私たちは、内装会社さんと相談してどんな作品も映えるキャンバスのような真っ白な壁にしました。
12月のグランドオープンの際は、二人の絵描きによる合同展示をしました。

バリスタをしながら絵を描く万年筆アーティストの junkroom Factory shimpe oka さん


彫刻や絵画を中心に作品作りをされていて、奨励賞なども受賞されている 森田夏鈴 さん

全く違った作風の二人ですが、肩を寄せ合いながら小さな店内に彩りを添えてくれました。
コーヒーを飲みながら絵を眺めて感想を言い合うお客様を見ていると私まで誇らしい気持ちになりました。

また1月からはメーヴェコーヒーロースターズに生豆を卸していただいている生豆商社「トランスシーガル」の従業員で、コーヒーの生産地で写真も撮られているである中島 慶太さんの「エチオピア写真展」を開催しています。
コーヒーを栽培し、精製処理している農園の風景から、街の人々の生活の様子が伺える写真など様々な写真を展示販売しています。
カメラ教室の講師の経験もあり、またスペイン語か堪能なため現地の方ともコミュニケーションを取りながら撮影された中島さんの写真は、鮮やかな色彩とともにアフリカの熱気まで伝わって来ます。
「エチオピア写真展」は2月末頃まで開催予定です。
ぜひエチオピアのコーヒーを飲みながらご覧ください。




メーヴェコーヒーロースターズでは当店とゆかりがある方や、当店のコンセプトに共感して下さる方の作品の展示を、無償で行っています。
時々、ご来店いただいた方に展示の公募はしているか、とお尋ねいただくことがあります。
当店はアートギャラリーではなくあくまでコーヒーロースターズなので、基本的に公募はしておりません。
焙煎機の煙で作品に匂いがついたり、お客様のお食事の際に汚れてしまう危険性もあります。
ただ作品展示がしたい方は専門のアートギャラリーに依頼したほうがアーティストの方の為になると思っています。

それでもメーヴェコーヒーロースターズが好きで、メーヴェコーヒーロースターズで展示がしたいという方がいましたら、一度お店に来てお話を聞かせていただければと思います。


焙煎師まこ