2021/02/03 17:02

こんにちは。焙煎師のまこです。


突然ですが皆さんは"Bean to Bar"ってご存知ですか。
Bean to Barとは、カカオ豆からチョコレートバーになるまでのすべての工程を一貫して行うことを意味します。
スペシャルティコーヒーでいう”From Seed to Cup”の考えとにていますよね。
From Seed to Cupってどういう意味なの…という方は以前の記事をご参照ください。
https://moewecoffee.buyshop.jp/blog/2020/12/17/140616

メーヴェコーヒーロースターズではバレンタインに先駆けて、コーヒーとBean to Barチョコレートのセットをはじめました。
今回ご用意しているのは蔵前にあるBean to Barチョコレートのファクトリー&カフェ ダンデライオンチョコレートさんのチョコレートです。
沢山のラインナップの中から当店のコーヒーとの相性を考えて、ドミニカ共和国のソルサル・コミュニタリオ カカオ70%のもの選びました。
トロピカルフルーツの明るいフレーバーが印象的で、グリーンバナナ、アーモンド、クリーミーなカスタードと味の変化をおたのしみいただけます。


ダンデライオンチョコレートさんではカカオ豆の買い付けから選別、ロースティング、摩砕、テンパリング、成形、包装まですべて自社で手作業で行われています。
単一の産地のカカオ豆とお砂糖のみ丁寧にで作られたチョコレートは風味豊かで、一口にチョコレートといっても産地によってこんなにも味が違うのだと驚かされます。
さらに詳しく知りたい方はダンデライオンチョコレートさんの以下URLのHPもご覧ください。
https://dandelionchocolate.jp/

さて、そんなチョコレートですが実は知れば知るほどコーヒーとの共通点が見つけられて面白いんです。
カカオは主に赤道沿いの南北25度のカカオベルト言われるエリアで作られています。
コーヒーも同じく赤道沿いの南北25度のコーヒーベルトと言われるエリアで作られています。

また収穫されたカカオは木箱などにならべて発酵させます。
コーヒーも精製処理の方法によっては発酵させて独特の風味を作り出したりなど、他にもたくさんの共通点があります。

きっとコーヒー好きの方ならチョコレートの深みにもどっぷりハマってしまうのではないでしょうか…。
ぜひメーヴェコーヒーロースターズでチョコレート深い世界の片鱗にふれてみて下さいね。


焙煎師まこ