2021/02/13 13:31


こんにちは。焙煎師まこです。

今日は最近新しくリリースしたグァテマラのコーヒーをご紹介します。

グァテマラ ラベラ農園 ブルボン種 ウォッシュド
 
少し前までお出ししていたグァテマラと同じ農園のコーヒーなので聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか。
以前のラベラ農園のコーヒーは品種がビジャサルチ種だったのですが、今回はブルボン種になって帰ってきました。
今回のグァテマラは中煎りに焙煎しており、ぶどうのようなどっしりとした甘さとアーモンドのような香ばしさ、後味に青りんごのような爽やかな風味を感じるとてもバランスの良いコーヒーに仕上がりました。
ミルクを入れても負けないどっしりとしたボディが特徴的です。
エスプレッソで抽出しても程よい酸とべっこう飴のようなまったりとした甘さがありラテやアメリカーノでお飲みいただくのもおすすめです。

コーヒーにも"コシヒカリ"”あきたこまち”などお米のように色々な品種があります。
前回お出ししていたビジャサルチ種という品種は今回のお出ししているブルボン種が突然変異し矮小化して生まれたもので、もともとは1950年~1960年代にかけてコスタリカの首都サン・ホセにほど近いアラフエラ州北西部も町サルチで発見されたそうです。
その後研究機関により選別され主にコスタリカ国内で栽培されるようになりました。
ちなみに1960年代後半にティモール・ハイブリットとの交配により生まれたサルチモールは中米各地でも広く栽培されています。

今回のブルボン種は最もオリジナルの原種近い品種といわれているティピカ種が、ブルボン島(レユニオン島)に持ち込まれたのが由来だと言われています。
小粒で丸みを帯びているのが特徴的です。

さて、そんな品種ですが同じ農園で同じように処理されたものでも、品種が変わることで味わいも変わってきます。
そんな品種による味わいの違いをお楽しみいただくため只今オンラインショップ限定で、グアテマラ ラベラ農園ブルボン種をご購入のかたにグアテマラ ラベラ農園 ビジャサルチ種のコーヒーをおまけで少量お付けしております。
生豆の在庫がわずかの為、数量限定となっております。
この機会にぜひメーヴェコーヒーロースターズのグアテマラをお試しください。


そんなコーヒーの品種ですがまだまだたくさんの品種があり、人工交配されたものも多く数え切れない種類があります。
また次回コーヒーの品種や播種ついて詳しく記事を書こうとおもっておりますので乞うご期待。



焙煎師まこ