2021/09/01 12:08


こんにちは 焙煎師まこです。
今日は9月のイベントのご案内です。


緊急事態宣言が発令されてはや何か月でしょうか。
飲食店で酒類の提供が出来なくなり、バーという非日常の空間でバーテンダーが作るとびきりのカクテルを飲まなくなってどこか寂しい気落ちや物足りない思いを抱えている人も多いのではないでしょうか。
そんな中、この度カクテル&モクテルのPopup専門店である「1R-product」を当店にお迎えして、バーテンダーが作るモクテル(ノンアルコールカクテル)のイベントを行う運びとなりました。

開催日:9月25日
開催時間:12:00~20:00
ご予約不要

「1R-product」のバーテンダーであるIwamatsuさんはホテルバーでの勤務を経験したのち、コーヒーにも関心を持ちバリスタに転向。
現在は都内でバリスタとして修行する傍ら、この夏に自身のブランドとして「1R-product」を立ち上げられました。
「吞む人も呑まない人もたのしめる空間」をコンセプトに、お酒が好きな方やバーに行ったことがないけれど興味がある、といった方の橋渡し役になれればと活動されています。


さて、最近よく耳にすることが増えたそんなモクテルという言葉ですがその語源はご存知でしょうか。
モクテルとは真似するという意味の「mock」と「cocktail」を掛け合わせた言葉で、カクテルに似せたノンアルコールのドリンクのことを指します。
今回はその名の通り、実際にあるカクテルをイメージしてノンアルコールで再構築さえれたドリンクを3種ご用意していただきました。


1つ目は  アメリカーノ



コーヒー好きの方はエスプレッソをお湯で割ったコーヒーをイメージする方も多いのではないでしょうか。
実際のカクテルではカンパリにベルモットを加え、炭酸で割ったほろ苦いロングカクテルです。
今回はモクテルとして、スパイスとハーブを配合した自家製スパイスミックスをソーダで仕上げることでその味わいを表現されています。
仕上げにオレンジの皮が添えることで、奥行と複雑性が作り出されていて心地良い余韻をお楽しみいただけます。


2つめは  ギムレット


本来はジン、フレッシュライムジュース、シンプルシロップで構成されるギムレットですが、敢えてレシピにはない素材を使用することでモクテルとしての余韻の長さを表現されています。
自家製ハーバルウォーターをベースに材料をシェイクで仕上げる爽やかなモクテルです。
バーテンダーのバランス感覚が試されるドリンクとなっておりますので、隠し味を想像しながらお飲みください。


3つ目は  発酵ベリーニ


元々はスパークリングワインを使って作られる人気のカクテル。
モクテルで再構築する際に重視したポイントはズバリ"発砲感と発酵感"
白桃とリンゴ酢、アールグレイをソーダで仕上げたベリーニは、モクテルにもかかわらずその甘美な香りで幸せな酩酊感にいざなってくれます。
甘党の方にもオススメの1杯です。


もととなった実際のカクテルを飲んだことのある方はその再現度をぜひお楽しみ下さい。
飲んだことのない方は緊急事態宣言が開けた後にバーに行くきっかけにしていただければと思います。
当日はメーヴェコーヒーロースターズもいつも通り営業しておりますので、12時~19時までで通常メニューのコーヒーもご注文いただけます。
しっかりと感染症対策しながらの営業となりますので、この機会にぜひお越しください。




焙煎師まこ