2022/01/05 12:49
今日は新しくリリースしたコーヒーのご紹介です。
ニカラグア 北部ヒノテガ県のラス ブルマス農園からフリーウォッシュドのコーヒーがやって来ました。
ヒノテガ県はニカラグア国内では主要な生産地域で、国内生産40%以上を占めてます。
首都マナグアから約140kmの距離があり、地形としては谷と丘が多く濃い霧が立ち込めることでも
有名です。
熱帯雨林や中米の生物の宝庫ともいわれているボサワ保護区があり、広大な河川にも恵まれ
ている自然豊かなエリアです。
多くの生産者はカツーラ、カツアイといった伝統的な品種を栽培していますが、今回は生産者のBoris
Jesus Malespin Argueta氏が手掛ける「パライネマ」という品種のロットとなります。
パライネマはサルチモー
ルにルーツを持つハイブリット種(人の手で掛け合わせた品種)です。
2015年と2017年に開催されたホンジュラス カップ オブ エクセレンスで、パライネマ種のロットが1位を受賞し注目されました。
さび病などの病気への耐性があり、品質も良いためニカラグアでも一
部の生産者が栽培しています。
精製方法は「フリーウォッシュド」
頭に"フリー"とついていますが大きく分けてウォッシュドと同じもので、種子の周りについたミューシレージを機械で剝ぎ取るのか、発酵槽につけて除去するのかで「ウォッシュド」「フリーウォッシュド」と呼び分けることがあります。
収穫したコーヒーチェリーは農園で果肉を剥き、タンクで14
~24時間かけて種子の周りについたミューシレージを除去します。
その後水洗し、屋根付きのアフリカンベッドで
天日乾燥させて完成です。
メーヴェコーヒーロースターズでは中煎りに仕上げており、なめらかな質感とアプリコットのような甘さ、しっかりとした輪郭のある洗練されたコーヒーです。
ミルクとも相性が良いのでブラックでも、カフェオレでもお楽しみいただけます。
是非お試しください。
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焙煎師まこ