４月の新しい展示がはじまりました。

今月は戸田健次郎さんによる写真展「無意識」です。

東京の風景をフィルムカメラで切り取っていて、直線的でソリッドなモチーフとフィルムならではの柔らかい雰囲気の対比がとても面白い奥行を作り出しています。

東京に住んでいると無意識にそこにある風景が、戸田さんの感性で切り取られ写真という作品となることで、無意識の"無"の中に何かを有しているような、そんな空気をわたしは感じました。

津田さんは自宅のアパートの押し入れを暗室にして、今回の展示の作品もすべてご自身の手で現像されたそうです。

「デジタル写真とはまた違った風合いをお楽しみいただければ」とのことです。

温かみのある深緑の額に収められた写真は、額装付きで3,000円で販売しています。

購入していただいた作品は展示期間終了後、発送もしくは店頭にてお渡しいたします。

津田さんの初めての展示ということで非常にお手頃な価格となっておりますので、ぜひこの機会にご自宅に写真を飾ってみて下さい。

焙煎師まこ