2022/05/25 11:32



こんにちは 焙煎師マコです。
今日は新しくリリースした特別なお豆のご紹介です。
2021年にエチオピアで行われた品評会であるCoE(カップオブエクセレンス)で見事5位に入賞した、エチオピア タミル・タデッセ。
その同等ロットの豆を運よく手に入れることができたので今回メーヴェコーヒーロースターズで販売することが出来ました。


同等ロットとはなんぞや、と思う方もいるかもしれませんが、実はCoEでは出品できる数量にルールがあり、最大135キロまでとされています。CoEに入賞した豆とまったく同じ豆が1350キロ以上あっても、その残りをCoEには出品できないのです。
そこで、当然ロットが余っていれば販売できるので、生前商社さんがダイレクトに生産者とコンタクトを取り、日本に持ってくることができたそうです。



農園主のタミル・タデッセさんはエチオピア シダモ地域ベンサゾーンのデロケベレで約200人の農家さんと協力し、コーヒー豆を生産しています。収穫したコーヒーチェリーはメッシュワイヤーを使い上げ床で乾燥させ処理されます。カッピングスコアは堂々の90点。
タミル・タベサさんはいままでコーヒー豆を主に中国に販売していましたが、新しい市場とユニークなフレーバーを持つ自身のコーヒーを宣伝することに興味を持っていたと言います。
「私たちはカップオブエクセレンス2021に参加して、農家が育てるコーヒーを宣伝し、より良い市場の繋がりを確立し、農家の収入を向上させました。」とのことです。


今回のロットももともと中国に販売する予定だったものがたまたまキャンセルになり日本にやってきたのだそうです。
メーヴェコーヒーロースターズで浅煎りに焙煎したタミル・タデッセは華やかでとても複雑な味わいです。マスカットやライチのような透明感のあるフレーバーにクランベリーのような明るい酸、飲み終わったあとも黄桃のような甘さの心地よい余韻か続きます。


今回は少量のみの入荷となっておりますので、この機会にぜひお試しください。
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焙煎師まこ