2023/03/02 13:30
こんにちは 焙煎師まこです。
今日は新しくリリースしたウガンダのコーヒーのご紹介です。
エリア:ウガンダ西部ルウェンゾリ山地国立公園の周辺
(コンゴとの国境付近)
生産者:ブコンズ族等の零細生産者
収穫期:3月~5月
標高:1,200~1,800m
品種:SL14、SL28
土壌:斜面は粘土質の赤土、山麓耕地は火山灰性黒土
精製: フリーウォッシュド、アフリカンベッドで天日乾
(天候によりメカニカルドライ)
ブゴエウォッシングステーションはウガンダ西部とコ
ンゴとの国境付近にそびえるルウェンゾリ山の山麓に位置します。
アフリカでも数少ない冠雪山であり、世界自然遺産にも登録されて
います。
ルウェンゾリ山脈の麓一帯は、標高1,800mにも及ぶ肥沃
な高地が広がり、高品質なコーヒー生産に適した条件を備えていま
す。
このブゴエWSは2019年に新しく設立されたWSで、スペシャル
ティグレードは基本的に天日乾燥のみで行っています。
機械乾燥は
プレミアムグレードなど、より大量生産しているロットの精製時に
使用します。(ただし、天候が悪く水分値が下がらない場合は、機
械乾燥を使うことがあります)
このロットでは標高の高い農家から購入したチェリーのみを使用し
ています。
この標高の高さは、チェリーをゆっくりと成熟させ、甘さと複雑な風味を生み出します。
ウガンダでは一般的にに収穫後、
果肉除去・乾燥を農家が行います。
このロットはウォッシングス
テーションがチェリーの状態で農家から購入し、品質コントロール
を一括して行っています。
このことで、農家が独自に行っていた不安定な精製が安定化し、クオリティが一気に向上しました。
標高の高い農家からチェリーを買い付け、ブゴエWSに持ち込みます。
フローティングタンクでフローターを取り除き、比重の重いチェリーのみを選別します。
その後、エコパルパー(水の使用量の
少ない環境に優しいパルパー)で果肉除去し、12時間ドライファー
メンテーションを行います。
そして、カナルでの水洗、10時間の
ソーキングを行い、グリーンハウス内のアフリカンベッド上で
15~20日乾燥させます。
ドライパーチメントを2ヶ月間保管し、首
都のカンパラ近郊のドライミルで脱穀、比重選別、スクリーン選別、
色彩選別を経て出荷します。
メーヴェコーヒーロースターズで中煎りに焙煎したウガンダは、どっしりとしたコクと焼きリンゴのような香ばしい甘さのあるコーヒーに仕上がりました。
ぜひお試しください。
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