2023/05/23 15:31




こんにちは 焙煎師まこです。
今日は新しいコーヒー豆のご紹介です。


ルワンダ ブンガが終売して、同じくルワンダからシーラウォッシングステーションのコーヒーがやって来ました。
ルワンダ シーラは去年の夏頃にも販売していてとても好評だったため、今年も取り扱うことにしました。
アフリカらしい明るい風味と上品さを兼ね備えていて、わたしも大好きなコーヒーです。


【Profile】 
エリア:北部県ニャビフ郡 
標 高:1,850m ~ 2,300m 
精製:フリーウォッシュド 
品種:ブルボン 
Crop:21/22 
グレード:A1 


【Story 】



シーラCWS設立の背景にはルワンダのエクスポーターが 「ユニークなフレーバープロファイルを生み出せる生産地」をルワンダ国内でリサーチする中で、このニャビフ のコーヒーを見出したことから始まります。
ルワンダのコーヒー栽培エリアとしては最高峰である2,300mの標高に加え、深い霧に覆われる山間部の谷間、これらのテロワールは他のエリアとは一線を画すカップクオリティを 生み出すに違いないという可能性を感じさせるものでした。
そうして2017年1月に設立されたシーラCWSは規模と しては比較的小さいものの、標高1,850 mの場所に位置し、 量よりも質を重視した運営を行っています。
同エリアに は約1,600人の農家がおり、今回のロットでは、その中でも優良なチェリーを作る農家のものだけを厳選した特別ロットです。


【Process】



 CWSに持ち込まれたコーヒーチェリーは重量を量った後、 フローティングタンクに入れられ未熟なチェリー(フ ローター)と完熟したチェリー(シンカー)に分けられ ます。
その後、パルパーで果肉を剥がし、発酵槽で6~ 12時間ドライファーメンテーションを行います。
そして、カナル(水路)にて比重選別を行い、グレードを8段階に分けます。
グレード毎に分けられたウェットパーチメン トはシェード付きのドライングベッドで陰干しにし、重点的にハンドピックを行う工程へ移ります。



その後、 パーチメントをドライングテーブルへ移し、天日乾燥さ せます。
30分毎にスタッフがパーチメントを攪拌し、均 一に乾燥させていきます。
雨の日と日中で一番気温が上 がる時間帯はビニールでパーチメントを覆い保護し、強 い直射日光による急激な乾燥や、表面の部分のみ乾燥し 水分値が不均一になるなどの乾燥ムラを防ぎます。パー チメントの水分含有量が10.5%になった時点で、袋に詰めて倉庫にて保管します。


メーヴェコーヒーロースターズで浅煎りに仕上げたルワンダシーラは、みずみずしいザクロのような甘酸っぱさや爽やかなグレープフルーツの風味で、アイスコーヒーにしても美味しいこの夏おすすめのコーヒーです。
ぜひお試しください。


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焙煎師まこ