今日は新しくリリースしたコーヒーのご紹介です。

みなさんは中国のコーヒーは飲んだことありますか？

最近アジアのコーヒーはどんどん品質が上がっており中でも中国の雲南省のコーヒーは独自の発酵プロセスでユニークなフレーバーのコーヒーを生み出しています。

中国雲南省の北部に位置する徳広(デーホン)のYUAN YI YUAN(源一原)農園から特殊な発酵プロセスのコーヒーがやって来ました。

このロットは徳広熱帯作物研究所と連携して、コーヒー専用の酵母を使用した独自のハニープロセスで精製処理されています。

徳広熱帯作物研究所は毎年コーヒーの品種改良や苗の幾歳などに専念し、コーヒープロセスにも力をいれています。

今回のハニープロセスはまず発酵したコーヒーチェリーを収穫し、洗浄した後にコーヒーパルプ(果肉)を除去します。

一般的には除去したコーヒーパルプは肥料に使うか、カスカラティーとして用いられるのですが、この精製処理では除去されたコーヒーパルプを回収し、ミューシレージのついたパーチメントコーヒーと一緒に水のはいったタンクに入れます。

そして、コーヒー専用の酵母を入れ、150時間発酵させ、その後洗浄せずにそのまま乾燥させます。

専用の酵母を使用したおかげで熟したフルーツやライチ、みずみずしいマスカットのようなフレーバーを味わえます。

後味には煎茶のような心地よい余韻がつづきます。

2023年からはインポーターであるMOUNTAIN MOVERの自社農園となったため、農園主と積極的に交渉して発酵の調整を行い、2022年ロットよりさらにフレーバーが向上することができたそうです。

是非一度お試しください。

オンラインショップページはこちら↓

焙煎師まこ