2021/04/06 17:05



こんにちは 焙煎師まこです

新しくコーヒーがリリースしたのでご紹介させていただきます。
ブラジル グアリロバ農園からトパージオ種ダブルファーメンテーションのコーヒーがやってきました。

グアリロバ農園はブラジル南部のミナスジェライス州に位置します。サンパウロのすこし北あたりですね。
国ごとにその年のナンバー1のコーヒーを決める品評会であるCup of Excellence( COE)の2016年ナチュラル部門で1位、パルプドナチュラル部門で8位に入賞したこともある実力のあるコーヒー農園です。
19世紀にできたグアリロバ農園は現在5代目のHomero Aguiar Paivaさんに引き継がれており、2020年から発酵系のプロセスに力を入れています。
今回メーヴェコーヒーロースターズからリリースするのは2020年ロットのトパージオ種ダブルファーメンテーション。
聞きなれないカタカナが並びますが順番にご説明しますのでお付き合いください。

ます”トパージオ種”という品種。
ブラジルで広く生成しているマラカトゥーラとカトゥアイを掛け合わせた品種で、果実が黄色く実ることから宝石のトパーズにちなんでトパージオと呼ばれます。


そして”ダブルファーメンテーション”という精製方法。
こちらは直訳すると「2回 発酵」という意味で、その名の通り収穫して果肉を除去したパーチメントコーヒーをタンクに詰めて2回発酵させるという精製方法です。
1回目は乳酸菌を入れて発酵させ、2回目は発芽酵母を入れて発酵させます。


発酵中にタンクの内圧が高まるとともに、ミューシレージや新しく生成される化学物質がコーヒーに浸透して、ブラジルとは思えないユニークな風味を生み出します。
店内でもハンドドリップでご提供していますが、温かいときはスパイシーなジンジャーの風味、冷めてくるとラベンダーの風味を感じ、まるでハーブティのようなコ雰囲気のーヒーです。

店頭、オンライン共にご購入いただけます。
ブラジルのコーヒーの概念が覆るグアリロバ農園は一度試す価値ありです!
少量入荷となりますのでお早めにどうぞ。


ブラジル グアリロバ農園 トパージオ ダブルファーメンテーションはこちら↓



焙煎師まこで